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最近、鼻の下伸ばしてます?
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北海道・東川にて写真を撮って
暮らすフォトシーズン飯塚達央です。
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千の風になって

今日の北海道新聞の1面「卓上四季」欄に「千の風になって」という本の紹介が載っていた。
1年ほど前に出版された本だから、どうして今頃?といった感もあるが、この本にはボクも少し関わっているので、久しぶりに見る紹介記事に喜ぶ。実はこの表紙にはボクの写真が使われているのだ。
ただし、直接依頼があってのことではなく、フォトライブラリーに預けていた写真から、採用になった。だから、本当に残念なことにクレジット(ボクの名前)は載っていない。
最初、書店で平積みにされているのを発見して凄く驚いた。自分の写真が使われていたからだ。
「死と再生の詩」を日本語訳にしたこの本は、多くのメディアに取り上げられ30万部売れた。
その割にフォトライブラリーから支払われた金額は、驚くほど少なかった!のだが、それでも、自分の写真が表紙に飾られたことが嬉しかった。
作者の新井満さんからはボクの所に直接お電話をいただいた。美瑛で撮ったこの写真に「この世のものでないほどの美しさがあった」と何千点もの候補からボクの写真が選ばれた理由を教えてくれた。
装幀は写真家でデザイナーで自らギャラリーのオーナーでもあった、あの坂川栄治氏(北海道出身)というのも嬉しかった。いい装幀に仕上げて頂いて、写真がより栄えているように思う。
また最近書店で立ち読みしたデザイン関係の雑誌で坂川氏の特集があり、その代表作としてこの「千の風になって」が載っていたのも嬉しかった。
自分の写真がこうやって、一人歩きしているのを、ふとした機会に目にすると何とも言えない気持ちになる。


千の風になって_b0053761_15325352.jpg
by photoseason | 2004-12-05 15:35 | 写真
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