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最近、鼻の下伸ばしてます?
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北海道・東川にて写真を撮って
暮らすフォトシーズン飯塚達央です。
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北の写真家 繰上和美

地域限定の話題で恐縮ですが、今朝の北海道新聞の日曜版はご覧になられましたか?
その中のシリーズ「撮る 北の写真家」。今月は繰上和美の特集で楽しみにしていたら、1発目が市川新之助のモノクロポートレートで、これがまさに圧巻なのです。8×10インチというどでかいカメラで撮られた凄みを感じさせるポートレートは繰上和美の真骨頂だと思う。紙面のテキストのところで自身が語っているように、ポートレート以外の対象物にもカメラを向けているが、個人的には繰上和美はポートレートしかないと思う。
繰上和美は富良野市の出身。2年前には山部というド田舎の集落に出来た、市の学習センターのこけらおとしで写真展が催された。おそらく東京などで開催したなら人だかりの盛況だろうに、あんな場所でホントに繰上和美が見られるのだろうかという気持ちで出かけていったら見事に誰一人観衆もない中で、作品を堪能することができた。
バライタペーパーに焼き付けられたモノクロイメージは、深い、深い黒に支配された作品で、これ以上にないであろう黒の色が今でも目に焼き付いている。
この北海道新聞の日曜版「撮る 北の写真家」は毎月ひとりづつ北海道に縁の深い写真家を特集する企画だが、繰上和美を取り上げるなんてなかなかやるじゃんという気になった。これまでの特集が全くチープに見えてしまう。来週からのあと3回、どんな作品を見せてくれるのだろう。

あとは、いつボクのところにオファーが来るのかが楽しみである。
ちなみにいつでもウエルカムです。道新さん。
やっぱりいいポートレートやりたいです。「顔もまたひとつの風景」永遠のテーマだと思います。
北の写真家 繰上和美_b0053761_10392149.jpg

ホントは複写しちゃ駄目なんでしょうけど、大目に見てやってくださいね。それにしても目ん玉んとこで折り目があるのはワザと?
by photoseason | 2005-03-06 10:35 | 写真
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